『愛子』からの電話はドキッとする

先程、顧客のじーちゃん、ばーちゃんと話していたら電話が鳴りました。
着信表示は「愛子携帯」

非常に面倒くさい人から電話です。客先だったので、
「電話に出られません」メッセージを流して切ります。んが、2秒後、再コール。

■しつこい■

車に戻り、コールし直す。開口一番

とーさんの薬が無いのさ
タクシーが来ないのさ

リテラシーをフル回転させると、どうやら、とーさんの薬を取りに行くんだけれど、タクシーが年末で見つからない。だから行って欲しい!と言う電話だ。

■相手は、僕のかーさん(84歳)■

で、行けば良いのか?
保険証無いとだめさ

何にしても話に連続性が無い。
じゃ、イオンに来るかい?

もう、大変だ。超能力者レベルを求めてます
つまり、とーさんの薬を取りに行くついでにイオンに来て、タクシーに乗っていこうとしたら、タクシーが居なくて困ったから、俺に来い?って事か?
そうらしい。

時は、昼の13時半。今日は月曜、そして、年末、そんな急に言われてもな(笑)
まぁ仕方無いから、
周りの状況を確認して電話するから一旦切って待っててくれよ。電話するから
段取りついて、電話をすると、、
おかけになった電話は、電源が入っていないか、、

話が出来ない。

■間違って電源ボタン押した■
■充電の意識欠落■
■携帯がクソ古い■

なんにしても、タダでさえ難しい意思の疎通が出来ない。何度かけても、-おかけになった、、、-死んだんじゃないか?イオンで。そもそもどうやって行ったんだ?イオンに。
まぁいい、行って、イオンで館内放送でもかけてもらうべ!と思いながら、普段ならやや10分もあればつくイオン。。。年末、大雪、大渋滞、だからタクシーも来ないんだよ。

40分後、
とーさんから電話。とーさんはちょっと障害があって、焦ると何言ってんだか分からない。リテラシーを働かせて、聞き取ろうとした結果、

電池切れたんだべ?」と、言うと、そうらしい。
家の電話番号しか覚えて無いかーさん、まぁそうなるわな。無事だから良いか?と思いながら無駄になった40分とこれから戻る40分を
苦々しい思いで戻る。。。。
仕方無いとは思うけれど、別に今すぐ薬が無くとも、どうこうなるわけでも無いのに焦って僕に電話。
もう目の前の事しか見えて無い訳ですよ。親だから仕方無いんですが、この位の高齢になってくると、もう目先の事で目一杯なんですな。
対応するのは、別に基本的に大したことじゃないので全然構わないんですが、

何言ってるのか?何して欲しいのかを探るのが大変だ(笑)
とーさんの薬が無いのさ」開口一番コレだから(笑)
そして、一生懸命電話してきたとーさん。普通に元気である。。。。。。

はぁ、これからもっとすごく(ひどく)なるな。

厳冬期、燃えさかるストーブを触り
「熱くない! 壊れてる!」
と、明らかに文句を言ったじーさんを思い出しました。


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