「佐山くん、後、頼む!」
と、あっさり先代から
引導を渡されてからの話シリーズ。
「今思う、2代目社長の苦楽 楽編2」
私、
社長になる前の7年間
基本的に「タンクローリーの運転業務」
と
「現場のなんでもやるテコ」
通称:「トミタのにーちゃん」
夏/冬 体力勝負で、今とは見間違う程の体してました。
(今は鉛筆みたいですが)
そして、
売価設定、
業者間交渉、
なんてのを経験して
社長になった訳ですよ。
「楽」だった話のスタートです。
一昨日書いた、顧客が沢山居るって事も大事ですが、
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取引先が沢山居て、
信用、信頼関係が構築されていた
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これ、デカイです。
そして、当社(先代)のお金に対する行動が、
移譲を鑑みると素晴らしかった。
■支払いサイトが短い
■手形切らない
■運転資金は借りて無い
そして、
取引先と金融機関が、私に切り替わる迄に、
僕と関係性が出来て居た事
これが、助かりました。
そういう環境を作ってくれて居た訳です
(意図があったかは知りませんが)
顧客先も大事ですが(一番)
健全経営でかつ
取引先のルート(問屋筋/メーカー/金融/業者さん)
が、安定的に存在している。
今だと、信用調査が厳しいので、
取引出来ない
なんて事が多々発生します。
「あぁ、社長ん処、あそこと取引口座あるんだ!」
「だったら、ウチも」(実際はそんな簡単では無い)
なんて事になるのは、2代目ならではの利点。
ありがたい、レガシーでした。
先代は、パジェロに乗ってますが、、、。